グランドパワー 2009年3月号
対戦車自走砲ナースホルン



 第1特集は、第2次大戦ドイツ軍の8.8cm砲搭載対戦車自走砲「ナースホルン」を特集。ソ連侵攻でT-34戦車の出現に衝撃を受けたドイツ陸軍は、71口径8.8cm砲Pak43を搭載した自走砲を開発した。その1車種であるナースホルンを新たな事実を収録して解説。Pak43の開発から車台の開発と、車体細部の構造をイラスト多数とともに紹介。生産時期で変化していく部分も詳しく解説。また、ナースホルン重戦車駆逐大隊略史として、第560/655/525/93/519/88/664の各重戦車駆逐大隊を、その編成から戦歴を紹介。後半は、ナースホルンの戦場での実車写真を中心に31ページ収録。巻頭カラー4ページで、ナースホルンの塗装とマーキングを紹介。58ページ。
 第2特集は、絵葉書に見る日本軍「ルノー甲型・乙型戦車」。フランスより輸入されたルノーFT(名称は、その後に甲型)とルノーNC(その後乙型)を紹介。その後、輸入から各種試験や実戦での活躍を、日本陸軍の戦車部隊の歴史とともに解説。絵葉書と写真合わせて77点とともに詳しいデータ表も収録。31ページ(内カラー3ページ)。
 第3特集は、自衛隊の車輌と装備で今回は「特大型トラック系列」。自衛隊ソフトスキン中、あまり紹介されない輸送用トラックやダンプを解説。収録車種は、10tダンプ:ミンセイTZ-10、4tトラック(三菱W11型)、6tトラック(三菱W12/W121型)、三菱74式特大型トラック(FW103〜419型)、7tトラック(FW515型)、中砲牽引車(FW103L型)、特大型トラック(6×4)、重装輪回収車等を派生型も含めて収録。15ページ。
 第4特集は、日本陸軍の火砲(10)「騎砲/装載砲床」。四一式騎砲、試製騎砲、三八式野砲装載砲床、試製装載砲床を、データと当時の写真や図面とともに解説。特に、火砲の射向変換を容易に行うために使用する砲を載せる円形の装載砲床は、その接地の方法を写真で紹介しており貴重な資料(図面も収録)となる。24ページ。
 カラーは、「イラク戦争のAFV2007〜2008」。市街戦生存性改善キットを装備したM1A1戦車やBAE Systems社のRG-31やRG-33装甲車、新型のチョーバム・アーマーとスラット装甲 を装備したチャレンジャー2等のイラクでの特別な状況に対応するために開発された装備や車輌を紹介。9ページ。他特集と合わせてカラーは16ページ。
 

判型:B5 総ページ:144 書店発売:2009年1月27日発売

                定価2,350円(税込)